ドイツKaVo社製ユニットのご紹介
皆様、こんにちは。
台風の影響を受け急に気温が下がり、急いで長袖を引っ張り出すような連休でしたね。
移転、リニューアルから早いもので3週間経過致しました。
本日は、この度の移転、リニューアルで新たに導入致しました、ユニット（治療時に利用する診療台）についてご紹介致します。
ドイツの伝統とテクノロジーが育てたKaVo社製のユニットです。
こちらのユニットは、2つ（常時水消毒システムと集中水消毒システム）の消毒システムによる水路菅の徹底した衛生管理を行うことで、より清潔な環境を生み出します。
◇常時水消毒は低濃度の過酸化水素水を用いて、常に水路管を清潔にするシステムです。トリートメントユニットに流れる水が不衛生になるのを防ぎます。また、トリートメントユニット内を流れる水は常に、流動的で溜り水になって不衛生な状態になることを防止しています。
◇集中水消毒システムは濃度の少し高い酸化水素水を用いて水路管を約30分間漬け置き処理します。休診日などユニットを使用しない時にはこの集中水消毒システムを活用致します。
これらのシステムにより、診療中のハンドピースの注水や皆様が使用されるコップのうがい水は衛生的で清潔に保たれます。
大阪大学大学院歯学研究科による研究結果では、エアタービン回路の水に含まれる菌数を調べたところ、本水消毒システムを搭載したユニットでは細菌は検出されず、汚染防止に有効であることが分かりました。また、汚れてしまった（バイオフィルムが付着してしまった）給水系に対する除染効果においても、本システムを用いると99.2％除去され、残存した付着物にも細菌が全く検出されなかったことが報告されています。
当院では、より患者様に安心して治療にお越し頂けるよう、KaVo社製ユニットを導入致しました。是非、治療の際にご体験頂ければと思います。
これからも、患者様に安心して治療を受けて頂ける歯科医院であり続ける為に、細心の注意とメンテナンスも引き続き徹底いて参りたいと思います。
それでは、お風邪などひかれませんよう、季節の変わり目をうまく乗り越えたいですね！
