STOP院内感染!クラスBオートクレーブ「リサ」
みなさま、こんにちは。
先日本コラムにてお知らせした院内感染対策についてです。
当院では、移転、リニューアルの際に新たに小型蒸気滅菌器クラスBオートクレーブ「リサ」を導入致します。先日ご紹介致しました、ドイツMiele社製「ジェットウォッシャー」と併用することで更なる感染予防につながります。
日本や海外ではいくつかの滅菌器の規格がありますがその中でもヨーロッパの規格は最も厳格と言われており、今回当院ではこのヨーロッパの規格の中でも最高基準であるクラスBを導入致しました。
クラスBとは、ヨーロッパ基準のEN13060に準じたオートクレーブのことを表します。EN13060とは、あらゆる滅菌物を完全に滅菌できるとされています。
バキュームと蒸気の注入を交互に繰り返し、滅菌物の内部まで蒸気を行き渡らせ、これまで滅菌できなかった部位までしっかり滅菌することが可能となります。(例:中空の物など)
また,乾燥時には0.3ミクロンのバクテリアフィルターを通った清潔な空気の流入と真空を繰り返し、外部の雑菌を侵入させずに乾燥させることができます。
これらの新たな機器の導入により、更なる院内感染予防を強化し、安心して通院いただける歯科医院を目指して参ります。
また、これらの機器は、移転後少しだけですが患者様にもガラス越しにご覧いただけるような院内レイアウトとなっておりますので、是非お楽しみに!!
それでは長雨が続き、夏はどこに行ってしまったのかと言うようなお天気ですが、寒暖差にうまく対応しながら身体の調子を整えてくださいね。